千年王国論
この前学校の「宗教史」の授業のレポートで、千年王国論について書いたの。
「千年王国」って黙示録でちょろって読んだくらいで深く考えたことなかったんだけど、結構色んな考え方があるのね![]()
ちょっと面白いな~って思ったから少し紹介![]()
千年王国のもとになるのはここの箇所。
「また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行う権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生きて、キリストとともに、千年の間王となった。その他の死者は、千年の終わるまでは、生きていなかった。これが第一の復活である。この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。(黙示録20:4-6)」
で、千年王国に対するキリスト教の立場は3つあるんだ。
①千年王国前再臨説:キリストが再臨する時、死んだキリスト教徒は復活し、生き残っているキリスト教徒たちと共に空中で主と出会う。そして地上をキリストと共に千年間支配する。これがいわゆる千年王国のこと。そしてこの千年の終わりの時にすべての死者が蘇り、最後の審判が行われる。このときキリストの救いに預かり永遠の命を与えられる者と、キリストを信じずに永遠の死に至る者とに分けられる。そして古い天と地は消え去り、永遠の命を与えられた者のための新しい天と地が創造される。
②千年王国後再臨説:千年王国の後にキリストの再臨がある。ここでは千年王国=この世での福音の勝利による霊的な祝福期間。
③無千年王国説:聖書における千年王国は、比喩的なものであり実在しない。キリストの初臨から再臨までの千年のことの象徴であり、教会の中に千年王国は完全に再現されている。
こんな感じ。
中世ヨーロッパのローマ・カトリック教会は③の立場を正式な教えとしていたんだって。
でも、聖書を文字どおりに解釈すると①になるんじゃないかなーって思うんだけど、実際その判断は難しいらしいの。黙示録20章にはキリストの再臨について言及してないからね![]()
ちなみに黙示録以外にも「千年王国」を暗示するような箇所があるんだ。
「この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。(ダニエル2:44)」「国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。(ダニエル7:27)」
旧約にもこういう個所があるから、ユダヤ教の中にも「千年王国」的な考え方があるみたい。
ちなみにノーマン・コーンの『千年王国の追及』って本に、歴史的なこととかも含めていろいろ書いてあるよ!(仔猫はこれを参考にレポートを書きましたw)
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